福岡市で福祉事業所開設に必要な申請・届出

目次

福岡市で福祉事業所を新規に開設する際には、提供するサービスの種類(例:介護サービス、障がい福祉サービス)に応じて、必要な申請書類や手続きが異なります。

福岡市の新規申請書類

福岡市で福祉事業所を開設する際に必要な書類は、提供するサービスの種類に応じて必要な申請書類や手続きが異なります。以下は代表的な必要書類ですが、他の書類は福岡市に直接お問い合わせください。

  • 指定(許可)申請書と付表
  • 指定(許可)に係る記載事項
  • 申請手数料
  • 平面図
  • 登記事項証明書・条例など
  • 運営規程
  • 暴力団排除に係る誓約書
  • 業務管理体制に係る届出書 など

また、福祉事業所の新設(許可)を取るためには、建物・設備が法令に合致しているか確認(事前協議)する必要があります。事前協議が済んでいないと許可を取ることができません。電話予約制となっていますので、事前に市役所へ問い合わせましょう。予約なしでは対応していませんのでご注意ください。

※参照元:福岡市公式HP(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/shisetushinsei.html#pagetop)

福岡市の指定までの流れ・スケジュール

福岡市で福祉事業所の指定を受けるまでの流れは次のとおりです(カッコ内は期限)。

  1. 事前相談を行う(指定予定月の4カ月前から可能)
  2. 事前協議を行う(指定日の3ヶ月前まで)
  3. 指定に必要な申請書と書類を提出し、手数料を収める(指定日の2ヶ月前まで)
  4. 申請内容の審査を実施する
  5. 現地確認を行う(開設日の2週間前まで)
  6. 現地確認後、内容に問題がなければ福祉事業所の指定が行われる

指定を受けるには、まず事前協議を行い、次に申請書や必要書類を提出します。その後書類審査と現地確認が行われ、問題がなければ福祉事業所の指定を受けられます。なお、指定日は毎月1日のみですので、早めに事前協議を行いましょう

福岡市の老人保健施設・介護医療院に関する申請

福岡市で老人保健施設や介護医療院を開設する場合、事前に協議申請が必要です。常時受け付けておらず、協議時に新規指定(許可)申請の書類を受け取る流れになっています。

また、開設許可事項変更申請と管理者承認申請の提出が必要になることがあります。もし施設を共有する場合、添付関係書類の変更届出書が必要になります。該当する場合は提出できるように準備しておきましょう。

※参照元:福岡市公式HP(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/shisetushinsei.html)

福岡市の介護給付費算定届出書

介護給付費算定届出書は、福祉事業所が加算に関する届出を行う時の書類です。毎月1日必着になっており、届出の内容に問題がなければ当月の1日から加算などの変更が行われます。ただし介護職員処遇改善加算は除くため注意が必要です。

※参照元:福岡市公式HP(https://www.city.fukuoka.lg.jp/fukushi/jigyousyasido/health/00/05/kaigohousyukaitei_2.html)

福岡市の業務管理体制に係る届出書・変更届出書

福祉事業所の業務管理体制は、厚生労働省または都道府県への届出が必要になります。複数の地方で福祉事業所を展開している場合、提出先は厚生労働省です。福岡市内にある事業所は、福岡市へ提出となります。

※参照元:福岡市公式HP(https://www.city.fukuoka.lg.jp/fukushi/jigyousyasido/health/00/05/7_gyoumukanritaisei.html)

福岡市の老人福祉法に関する申請・届出

老人居宅生活支援事業を開始する場合や、デイサービスセンターを開設する場合には各種届出が必要です。老人居宅生活支援事業は開始届を、老人デイサービスセンターは設置届を提出します。老人居宅生活支援事業の各種届出は電子申請も可能です。

※参照元:福岡市公式HP(https://www.city.fukuoka.lg.jp/fukushi/jigyousyasido/health/00/05/6_rouzinhukusihou.html)

福岡市の社会福祉事業に関する届出(軽費老人ホーム)

軽費老人ホームを開設する際には設置届の提出が必要です。申請書類は事前協議にて配布されるため、まずは予約を取るところから始めましょう。ただし、開設または定員を増加する場合、福岡県高齢者保健福祉計画における整備目標量の設定が求められます。福岡県の介護保険課に問い合わせてみましょう。

※参照元:福岡市公式HP(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/shisetushinsei.html)

福岡市の協力医療機関に関する届出

福祉事業所を開設する場合、協力医療機関の届出書の提出が必要です。対象は介護老人保健施設や養護老人ホーム、軽費老人ホームなどです。いずれかに該当する場合、地域の医療機関と速やかな連携を取り、福岡県に届出ることが求められます。

※参照元:福岡市公式HP(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/shisetushinsei.html)

まとめ

福岡市で福祉事業所を開設するためには、福岡市役所へ申請を行う必要があります施設の種類に合わせた届出と書類を集め、速やかに提出しましょう。

また、福祉事業所の指定を受けるためには事前協議が求められます。審査や現地確認も必要ですので、建設業者とも協力しつつ、スケジュールを立てて計画的に進めていきましょう

施設の種類によっても必要な要素は変わってくるので、それぞれに対応できる企業を選ぶことも福祉施設建設成功のポイントです。

このサイトでは、施設別におすすめ建設会社を紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

【施設別】で選ぶ
福祉施設建設会社を見る

福岡で福祉施設を
建設したい
事業者向け
おすすめ建設会社
3選

福祉施設の建設を考える理由はさまざま。
ここでは、福岡で福祉施設の建設実績を持つ企業の中から、施設別におすすめ建設企業をご紹介しています。

特別養護老人ホーム
建てたいなら
共栄建設
共栄建設公式HP
画像引用元:共栄建設公式HP
https://www.kyouei-kensetsu.co.jp/
おすすめの理由

工期短縮によるコストカットが叶う共栄建設の木造建築。規格例では約119万円/坪※1から施工が可能。2023年福祉施設建設費の全国平均※2と比較すると、坪6万も安い計算となる。

開業後の運営費用が大きく初期費用を抑えたい特別養護老人ホームを適切なコストバランスで建築が可能。

メディケア施設
建てたいなら
スエナガ
スエナガ公式HP
画像引用元:スエナガ公式HP
https://sda-suenaga.co.jp/
おすすめの理由

自社でも福祉施設を運営しており、開業後の広報や利用者とのトラブルといった実践的な課題に対する運営サポートも可能なスエナガ。

メディケア施設の事例を持ち、円滑な施設運営のために専門的な知識が求められる施設でもサポートが可能。

サ高住
建てたいなら
未来図建設
未来図建設公式HP
画像引用元:未来図建設公式HP
https://www.miraizu.co.jp/
おすすめの理由

高級ホテルのようなサ高住の建設実績持ち、素材にこだわったロビーや、四季を感じられる庭園などを取り入れた設計・施工が可能

福祉施設としての機能に加え、利用者の上質な生活の実現が重要になるサ高住の建設のサポートができる。

(※1)参照元:共栄建設公式サイト(https://xzh5fewc.lp-essence.com/
(※2)参照元:独立行政法人 福祉医療機構「2023年度 福祉・医療施設の建設費について」【PDF】2023年度広域型特養の平米単価より算出
https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/240628_No001.pdf
【施設別】
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